まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

おてつだい

おせんたく

Michael KauerによるPixabayからの画像

 

 「そうじしてあげるー」「ああ、ぼくもー」ヴィイイイイイイ

あぁ、こどもたちが掃除機かけてるわぁ。

「ぼくもやりたい!」

掃除機の取り合いしてるわぁ。

「見てて、これ変えれるよ」ガタッ ガチャガチャ

たぶんノズルの交換してるわぁ。

「パパのへやもそうじしよ」ドタドタ

えらいリアルな夢やなぁ。振動まで伝わってくるやん。って、

夢ちゃうやん!覚醒度MAXのモーニングコールやん!今日休みやん!!!

 

 椅子もおもちゃもどけないもんだから、足の踏み場のみきれいな部屋になっていた。きらっきらのどや顔で見つめられ「あ、う、おおおそうじしてくれたの?ありがとうね。」をやっと絞り出した。既読の育児書によると、こういう場合、結果のみではなくその過程を褒めるといいとか、お手伝いは強制ではなく、遊び感覚でも自主的にさせた方がいいとか大抵書いてあるけど、掃除機モーニングコールはどうなの。寝起きから上手に褒めたり諭したりできませんよ?もうちょいゆっくり寝たかったのに、くぁwdrftgyふじこlp;@:!!!を呑み込むので精一杯ですよ。朝の白湯(水)と一緒に腹の底に流し込んでやりましたよ。いい大人が大人ぶったことを褒めてやりたいよ。何をどう工夫してどうクリアしていっても育児に関しては誰も褒めてくれないしね。自分で褒めてやるしかないよね。

 

 「つくえふいてあげるー」「ぼくもー」

あさごはん出すし、まあいいか。

「よこ(机の脚)もふいとくー」「ぼくもー」

そこは別にええねんけど

「(そばの)たなもふいとくー」「ぼくもー」

………

「つぎはしょっきあらうー」「ぼくもー」

「あさごはんできたよ。手洗ってきて。」

「「はーい」」

あ、天井に画鋲さしっぱなしや。いつのんやろ。パパが淹れといてくれたコーヒーうまぁ。まだ7時前やん。外めちゃええ天気やん。

「今日公園いこっかぁ」

「行く!」「行きたい!」

 

夕方。

「洗濯物畳むの手伝ってくれる?」

「あとでー」「あとでー」

 

だよねー

あそびと書いて本気と読む

 出産直後の疲弊から瞬きするとそれが響いて音が鳴るくらい目が痛くなることがあったが、それとはまた違う痛み。小さい字を見て目が痛くなるという老化現象をとうとう体験してしまった。老眼が背後からもう肩に手を置きそうなところまで来てしまった。

妖怪メガイタイ



 今度、工場見学に行くことになった。実際、こどもの頃に行くより今の方が断然楽しみだ。それなりに知識や経験があってこそ楽しめるイベントだと思う。小学校で何回か社会見学があったが、ほとんど覚えていない。こどもたちは正直遊園地にでも連れて行ってあげてほしい。そうそうほいほい連れていってあげられないし、おともだちと遊園地に行けた方が、こどもも思い出になるだろうし。

 

 遠足は行く前がピークって本当にそう思う。今がまさにそう。行くとこ行きたいところをピックアップして営業日時参照して距離感や位置関係見て特産品や巷で噂のお店がないか調べて。もう、脳内麻薬充満。どうにかこの状態を形にしたい。そして余韻を堪能したい。私はしおりを思いついた。そうか過去の大人たちもこんな気持ちでしおり制作してたんだなぁ(たぶんちがう)。しかし、紙はいやだ。終わった後にいつか確実に捨てるからだ。私はそれをどんな気持ちで捨てなければならないのだ。辛すぎる。ぞんざいに扱われたら悲しくなる。そんな未来を避けるべくウェブページでしおりを制作することにしたのだ。参加者はいつでも手元で簡単に見れるし、リンクを貼っておけばお店情報も簡単に見れるし、情報更新・修正しても汚くならないし素敵!

 

 どうやってやるんだ???昔、すこーしだけ仕事で通信関係の勉強はしたけどもうかすれて思い出せない。アルファベットだらけだったのだ確かだ。マッチ棒を風から庇いながら歩くように記憶の森を彷徨いながら、データを置いておくサーバが必要な気がしてきた。しかし、この一回のためにというのは現実的ではない。一か八か、使い慣れてる、はてなブログでやってみることにした。ブログいうてもウェブのページやしいけるやろ。しらんけど。博打だね。けど閃いたからね。やっちゃうよね。

 

 当然のごとく「見たまま編集」のページから必要な情報をぽんぽん放り込んでいく。おしゃれさは、はなっから捨ててるけど、見やすさは重視したい。時間の流れと行き先を並べて表示したいのだが、なぜかガタガタずれる。気に食わない。仕方なく「HTML編集」を覗いてみる。もはや柄だ。文字として認識するのを脳が拒否してる。しかしもう後には退けない。ここで引き返すと私は存分にこの日いちにちを楽しめない。きっと、あぁ、しおりできなかったなぁ。諦めちゃったなぁ。もうちょっと頑張ったらできたかもしれないのになぁ。などと気が散ってしまう。これは良くない!勇気をだして、そのアルファベット型のイバラの道に入っていった。

 

 試行錯誤しながらようやくほぼ思い描いていた状態になった。そこで妙な胸騒ぎがしてスマホでそのページを開いてみた。ズレてるーーーーーーー!私は低い天井を仰いだ。一回魂も離脱した。もうこのしおり作成に23日費やしてる。期限まではまだ時間があるがこればっかりしていると生活にも支障がでてしまう。たかがしおり、されどしおり。どうしてもやり遂げたい。遊びこそ本気で取り組みたい。コーヒー飲んでチョコレート補給してもう一度立ち向かった。いろんなサイトで調べたおしたけど、もっともお世話になったサイトはこちら。Manaさんというかわいいお嬢さんのサイト。この場を借りてお礼申し上げます。

www.webcreatorbox.com

 まったく映えないけど、頭の中にあったものを具現化できてかなり気が済んだ。ボケ要素もとい遊びが足りないので後でちまちま追加していくとしよう。そもそも、はてなブログ自体簡単におしゃれなブログを始められる!というのが売りで、CSSをいじってガッツリやりたい人向けではない。というか、しおりを作るサイトでもない。よくやったよ、ほんとに。

 

 出来上がったサイトをメンバーに見せると、1人は「オッケー」残りはノーリアクション。そうだよね。ここまでの苦労なんて知るはずないもんね。勝手にやってるだけだしね。知ったところで、なんやねん!だもんね。予想された反応ではあったが、ちとさみしい。

 このやり切った達成感と凪のようなリアクションを肴に一杯やりたい。

おなかいたい

※おシモなお話が含まれます。ご注意ください。

いちじくとざくろって似てるよね

S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

 

 

 朝起きると、娘が「おなかいたい」

起き抜けからなんてことあるの?

 

私「どこいたいの?

娘「ここらへん(お腹全体をさすりながら)」

 

うーん、わからん。

私「温かい牛乳は飲めそう

娘「うん

私「ほかは要らない?

娘「うん

といって、また布団に戻っていった。熱もない。吐き気もない。

「腹痛 こども」で検索すると恐ろしい結果ばかりが目についてただ不安になる。心因性の腹痛なるものもあるらしい。もう仕方ない。病院だ。

私「ほな病院行こか

娘「いや

私「おなかいたいんやったら病院で診てもらわな。

娘「ちゅうしゃ、うつ?

私「わからん。先生が決めることや。行かんとわからん。

娘「大丈夫

私「行くで

娘「なおった

私「ほな朝ごはん食べて

娘「下向いたらおなか痛い

私「ほな病院や

娘「上向いたらなおった

私「ほな食べて

娘「下向いたら

 

 体の向きで治る腹痛ってなによ()もしやお通じの渋滞かな?とおなかを触ってみるもそんな様子もない。が、どちらかというとお通じ渋滞しがちな子なので可能性は高い。斯く言う私も、子どもの頃、夜中に唐突な激腹痛で、夜中に病院に連れていってもらったことがある。そこで初めてのいちじく浣腸を経験した。水分は意識的に摂取しようと子どもながらに誓った。

 

娘「おなかすいた

私「え?痛いのは?

娘「なおった

おなかが空きすぎての腹痛???

 

 いつも通りの量を食べると、いつも通り息子とぎゃあぎゃあ言い合いながらいつも通り着替え始めた。

私「おなかどう?

娘「なおった

私「じゃあ学校いく?

娘「うん

行かせていいんだっけ???

 

まいっか。

 

私「またおなかいたくなったら、先生に言うて保健室に行くんやで

娘「うん

私「大丈夫?

娘「うん。いってきます(ウザそう)」

心配してるんやろがーーーーーい!!

私「はい、いってらっしゃい

 

 

私「おかえり

娘「ただいま

私「おなか大丈夫?

娘「うん。あのね、ママきいて。きょう学校でね(以下今日の給食の内容説明会が始まる)」

私「(どうやら今日一日無事やったらしい)そっかぁ。よかったね。