まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

フォトコン

 先日、ついに写真コンテストに初応募しました。夏休みの宿題でしぶしぶ描いた絵を知らん間に選考して知らん間に優劣つけて勝手に表彰していたなんとかコンクール以来である。ちなみに絵の賞を頂いたことはありません。きっと選考委員の方もお忙しくて私の作品にお気付きになられなかったのでしょう。仕方ありません。正直現代アートもわかりません。わからなくてもいいんだよ、それぞれ勝手に感じればいいんだよ、とよくわからないアドバイスを受け向かったのは草間彌生展。みなさんおともだちときゃっきゃ言いながら写真(撮影可のエリア)を撮っておられました。(ぼっちな)私は人波に逆らわぬよう進みながら撮影を試みましたが、どうしても人が写り込んでしまうのが気にいらずモヤってました。





iPhone4sで撮ってました。

これ以来アート展には行っていません。流石に10年も経ったし、こどもも出来たし何か変わっているかもしれません。探してみようかな。

 

 そんなある日、知らない番号から着信。どこから漏れるのか、大抵化粧品や保険のアポ電なのでスルーかますのだが、虫の知らせかなぜか出た方がいい気がして受けてみた。先方は富士フイルムの何某という。写真のアレやん!応募したやつやん!電話出といてよかったやん!え、なに。向こうから電話ってことはそういうことなん??ん?早ない?結果発表って年明けくらいじゃなかったっけ?やだ何事???と上擦る声を抑えつつ聞くと、応募した写真の端っこが折れ曲がってしまっています。どうしますか?という電話。なんならもう一度送り直してくれてもええでということらしい。選考には影響ないと仰るのでそのままで大丈夫です。と、すっかり落ち着いて終話。はぁ、久々に高鳴ったわ。

 過去作品を見ている限り私の作品がなにかしらの賞にかする可能性はアレだが、出さないことには見られもしない。にもかかわらず、せっかくのフィードバックサービスを付け忘れるという失態。有料だが、作品についてのプロのご意見が聞けるワンポイントアドバイスというものがある。親切な富士フイルムさん、どんくさい私。いつかなにかの写真の本を出したい(曖昧())私としては何かしらの賞はとりたい。というより、どちらも必然だろう。無名でも自費で本は出版できるが、巻末の作者プロフィール欄に書くことがない。二世でもないし、有名美大卒でもない。私は何某さんなのだ。何某さんは言葉より雄弁な写真で未来に残したいのだと思う。なにかを()

辛いものが好きだ

 辛いものが好きだ。だが、辛ければいいというわけではない。

 

 暫定一位の旨辛さん、蒙古タンメン!メン!メン!(狂気乱舞)

引用元:セブンプレミアム向上委員会

蒙古タンメン中本 辛旨味噌 122g | セブンプレミアム公式 セブンプレミアム向上委員会

 

 実は、私が辛いものを食べられるようになったのは、かれこれ10数年前、あれは確かローソンのなんてどうでもいい。これは私の好みど真ん中だ。店舗が遠いので本物はまだ知らない。いつか辛いものツアーでもしたいな。

 付属の辛味オイルなしで、偏見と独断の辛みレベル3だけど、入れるとレベル4になってちょうどいい。

 

私設辛みレベル一覧

 レベルどこ?辛みちゃんどこ? 

 レベル★★あ、居るね、辛みちゃん、居るね。

 レベル★★★あー、ちゃんと辛いね。めちゃアピってるね。もっとイケるよ!

 レベル★★★★うん、辛い!こりゃ汗かくね。

 レベル★★★★★辛いというより痛い。

 

 私は、チーズを足すのが好きだ。マツコデラックスさんが納豆入れると美味しいというのを観たが、私はダメだった。温めた納豆は邪悪さが際立って私如きでは太刀打ちできないのだ。いつか、娘の離乳食で、納豆を入れたお好み焼きを作ったことがある。もうそれはテロだった。嗅いだことのない強烈なにおい!発生源がまさかこの納豆お好み焼きだとは思わず、気づくまでしばらく右往左往した。鼻をつまんで御立腹な娘。私自身、普通の納豆は平気なので、冷ませば大丈夫だろうと娘に出してみた。食べない。断固として口を開けない。見事な真一文字。仕方ない。別のを用意してこれは私が処理しようと試みたが、咀嚼がすすまない。冷ましてもなぜかすすまない。どこをどうミスったのかなんかにがい。しかし、貧乏性ゆえ捨てるという選択肢はかなり困難だ。結局お好みソースとマヨネーズに助けてもらった。おたふく万歳。大体のものは火を通せば食べられるという固定概念が覆された出来事だった。

 そして、辛いだけじゃない。ちゃんと味があるのだ。変な言い方だけど、辛さ全振りで味が行方不明な辛いやつは結構いる。ダメなんだよ。辛いだけじゃ。鞭ばっかりじゃなく、たまに飴をやると虜になるんだよ。ちょろいんだよ、私。味は、あれですよ、味噌っぽいやつ(下手!)。ポークや玉ねぎやガーリックや鶏ガラや(パッケ裏カンニング)。もし辛みが無いなら、きっと何入れても美味しい鍋スープな味(雑)。ああ、蒙古タンメンの鍋スープ欲しいな。豆腐と卵ほうりこんで食べてみたい。

 麺をあらかた食べた後に入れるごはんがまたおいしいのだ。カロリーは、白目をむけば見えないから実質ないのといっしょだね(白目)。お昼に食べるとおかげで夕飯時になってもあまりおなかが空かないのだ。なんてことはない。しっかり空く。なんで?腹にブラックホールでもあるのかしら。

 たくさんの方々が上手にそそるレビューしてる蒙古タンメンを私なんかがいまさらですが、案外身近に辛いもの好きって人がいない。ほんとにレビューしてる人たちは存在してるのか。

信じるか信じないかはあなた次第

 

夏の怖い話


 最近、テレビで心霊番組ってやらなくなりましたね。なんででしょうね。こどもの頃は世にも奇妙な物語でさえ怖くて見れなかったけど、今の感性ならどう感じるのか観てみたい。ギボさんとか織田無道さんとかどうされてるんでしょうね。

 先日、母を家によんだ。娘の制作活動に協力してもらう為だ。久しぶりのばあちゃんと遊べて興奮気味のこどもらを落ち着かせつつ、昼呑みしていた時、母が話し始めた。

 母も父も毎晩晩酌していた。夕飯始まって私たちこどもが寝るまでずーっと呑んでいた。くだを巻いたり、テンションハイになったり、粗相してグラス倒したりなんてのはよくあった。ずっとそういうものだと思ってた。

「最近な、お酒呑める量が減ってきてん。」

そらそうだ。そうであってくれ。若くても、呑んで歩いて帰っている時に、何もないところでこけて顔に怪我しちゃうような人なんだから飲む量を減らして悪いことはない。

「ほんでな、時々記憶飛ぶねん。」

ん?

「起きたら覚えてないねん。」

あかんやん。若い頃に加減がわからなくて飲みすぎちゃって、とかいうならいざ知らずいい大人が記憶飛ぶほど呑んだらあかんやん。

「朝起きたらな、お父さんが寝室の扉少しだけ開けて、もう落ち着きましたか?っていうねん。」

………なによ……

「私、お父さんのこと蹴っててんて。」

………

「まったく覚えてないねん。」

 

ほんまにあかんやつやん!母には散々怒られたけど、蹴られたことは一度もない。蹴ってるところも見たことがない。最近は歳とって丸くなってきたから忘れていたけれど、元々母は岸和田出身で思春期はヤンキー全盛期時代だったのだ。母曰く、ヤンキーは金持ちのボンボンがやるもんやった、とはいうものの、日常生活のイメージはじゃりんこちえの世界観だ。普通の会話がなんか恐い。言葉の平均パンチ力高めなやりとりが多いのだ。わるくいうつもりはない。ただの方言のひとつだ。戦闘力高めの方言だというだけだ。そんな言葉のパンチもおそらく出ていたであろう状況で父はさぞかし恐怖しただろうと思うと胸が痛い。なにせ蹴った本人は全く覚えていないのだから。

 母は現在認定介護調査員をしているので、いろんなお宅に伺っていろんな介護症状を聞き取りしている。酒飲みがどうなるかはおおむね知っている。自分もこのまま飲み続ければ、いずれどうなるかはだいたい予想できる。そこへこの記憶の欠落だ。やっと、酒量を抑える気になったらしい。

 

遅!!!

けど、死ぬまでは元気で健康な状態でいた方が楽しいのは確実だから、早め(?)に気付けてよかったね、といいながら3本(500ml)呑んで母は帰っていった。そんな母の血が半分自分に入ってると思うとざわざわが止まらない。