まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

楽にやせたい

楽に痩せたい

 

もう一度言おう、私は、楽に痩せたいのだ。楽にだ。

 

Brigitte WernerによるPixabayからの画像

大事なので、2回言わせていただきました。インターネットの普及により個人レベルの体験談から論文クラスまであらゆる情報を得られるようになったものの、結局どうすればええねん状態。◯◯なひとはコレ!とかアラフォーにおすすめはコレ!という厳選情報にしても、蓋をあければサプリや器具を買えとか、わかってるんだけどそれが難しいんだよなぁとかでなにも始めない。外出自粛期間中にはおうちでできるエクササイズなんてのも動画サイトで大量発生したが、腹の揺れを再確認しただけだった。続く気がしない。若い頃はそれこそほとんど食べないダイエットでも若さでなんとかカバーできていたけど、もうそれもきつい。多分一人暮らしならまだできていたと思う。家に一切食材を置かない、歩いて帰って遅くなってそのまま寝ても気にならない。イライラしても自分のものが壊れるだけで誰の迷惑にもならない。自分の世話だけで済む。家族といるのにこれはない。やはり精神的にもなるべく落ち着いた状態で健やかに減量するに越したことはない。ハードル高ない?

 

某きんに君氏「いいんです、今はそれでもいいです。ただ痩せたいとかそういう気持ちだけは切らさないでください」

うん、まぁ、忘れはせんと思うよ?

某きんに君氏「いつか必ずその時が来ます!その時に頑張ればいいんです!」

うん、いつやろねぇ。

某きんに君氏「僕個人としては、食事制限よりも運動から始めることをおすすめします。食事はあとから勝手に気になって変わっていきます。」

うん、結構歩いてた時期もあってんで?けどすぐ停滞期になるねん。

某きんに君氏「僕個人としては、筋トレをおすすめします。もし有酸素運動するなら筋トレの後にやります」

あ、そうなん?

某きんに君氏「筋トレは貯筋といいまして、運動時のエネルギー消費ももちろんですが、基礎代謝もあげてくれてより太りにくい体になれるんです。」

え、素敵やん。けど、ムッキムキのゴッリゴりにはなりたくないで?

某きんに君氏「そんなにね、簡単にムキムキにはなりません。」

でも、ほんとに私、昔から付きやすいねん。ちょっと筋トレしたら足ごっりごりになるねん。ちゃうねん。スッキリ美脚になりたいねん。

某きんに君氏「僕はね、ちょっと腿の前が筋肉で張った感じはね、むしろかっこいいと思うんですよね。」

うん、脂肪が乗ってなかったらね。

某きんに君氏「部分痩せってできないんですよ。全体的にしか体脂肪って落ちないんですよ。だから、背中や足などの大きい筋肉を鍛えるとカロリー消費が増えて結果として早く気になる部位が痩せていくんですよ。」

ほう。じゃあ、とりあえずスクワットしてみるわ。

某スタッフさん「このレッグエクステンションを先にやってからスクワットするとより効いてる部位がわかって効果的ですよ」

まじやプルプルする

某スタッフさん「レッグカールは腿の裏を鍛えられます。」

おおぅ!こんなんいつ使う筋肉やねん!もうバンビ状態や!いまゾンビきても逃げられへん!

某スタッフさん「飲み込み早いですね。フォームもとてもきれいです。」

そんな、ほめたってなんもでぇへんで、ほんま。ほな、また明日くるで〜

某スタッフ「お疲れ様でした〜」

 

私、ジムへ通い始めました。画面越しに某きんに君氏とおはなし(一方通行)しているとジムにいました。恐るべしマッスル。正直、走ったりボクササイズしたりという運動は苦手な方なんです。脳が小さいので揺れて揺れて頭働かないのです。歩く、泳ぐ、辺りは脳が揺れないので好きです。ヘッドバンギングはできないのです。私、ロックスターにはなれないのです。残念です。けど、筋トレは性に合っているようで効かせたい筋肉を意識して動かしている間無心になれるのです。これは雑念だらけの私には嬉しい副効果です。今はとりあえずビキニを着ても恥ずかしくないおなかを目指しています。楽には痩せないかもしれないけど、楽しく痩せることはできそうです。

いつか湖畔でタニシと

 アンドロジナス英語: Androgynous)とは、既存の典型的な男らしさ女らしさに当てはまらず、それらの両方の特徴を混ぜ合わせて併せ持っていたり、そのどちらでもなかったり、その間の特徴を持っていたりすること。主にジェンダー表現のタイプのひとつを指し、ファッションなどで使用されるアンドロジニーAndrogyny)とも呼ぶ

出典: フリー百科事典『ウィキペディアWikipedia)』



 最近、小田切ヒロさんにはまっています。沼っています。はじめはYoutubeのおすすめに上がってきたコスメレビュー動画だったと思う。私は金属アレルギーがあるのでレビュー商品の大半は目の保養アイテムとして眺めていたのだが、気付いたら次の動画も見始めていた。モデルさんのポーチの中のアイテムだけでメイクアップしていく動画は圧巻。プロすげぇとおうちで1人で言ってしまうほど。挙句どこかの湖でタニシと戯れていたりする。おや?こりゃ、私、小田切さんにはまっているのではないか。

 妖艶な下から舐め上げるような話し方のトーンが高すぎず実に耳心地いい。ご自身もいつからそういう話し方になったのかわからないらしい。クセは強い。それはずっとではなく、メイクの詳細説明の時やお仕事関係には、急に明朗に端的に喋る。ギャップ萌え(古)。私もいつか生で「そ〜よ〜、素敵でしょ〜?」を聞いてみたい。一年位密着して小田切ヒロの横顔なんて写真集だせたら最高や。そんな奇跡が起きたらぜひ「そ〜よ〜」をカウントしておきたい。ついでにギネスも申請したい。言い遅れたが小田切さんは、ヘア&メイクアップアーティストだ。ただトレンドメイクを提案しているだけでなく、視聴者層に合わせて(?)アラサーからアラカンまでのお顔の悩みも考慮しつつ品のあるメイクを実演してくれるヘアメイクの魔術師だ。魔女だ。ご自身で年齢不詳と仰っているが、ちょいちょい年齢や年代がバレることを言っちゃうお茶目な方だ。

 タイには、18種類(もしくはそれ以上)の性別があるらしい。すごい。①生まれ持った体の性別、②心の性別、③表現したい性別、④好きになる性別の組み合わせだけで16種類。いづれかを跨いでるパターンもあれば両方ないパターンもあって様々。ホモカップルが歩いてるだけで殴られるような海外に比べたら日本は寛容的な方だと思う。というより、そんなにすぐ他人を殴らないしね。民度や治安もあるかも。悩んでる方にしてみれば、そんなことはないのだろうけど。自分がどれかわからない、わかったところでオープンにし辛い、一番理解してほしい身近な人に拒否されるかもしれない怖さ。私はわたし、アナタはあなた。みんな違ってそれでいい、がどれだけ綺麗事かということ。けれど、綺麗事を実現させるために何ができるかを考えることは理性的で安全な社会を築く上で必要な作業だと思う。

 ぶっちゃけていえば、私自身、誰がどんなセクシャリティだとしてもどうでもいい。なんなら先に言ってほしい。見た目は男だけど男が好き、女装してるけど女性が好き、どっちにも興味ないから気持ちわからない、そういうパターンは受け入れられない。みんなきっといろんな意見があると思う。別に無理して共感しなくてもいい。適度に距離取ればいいじゃん。大人なんだから。それをやれ差別だなんだと大きな声で騒ぐから辟易されるのだ。確かに、法律は、男女の性別しか考慮されてない時代に作られたものだから、今の時代に合わせて是正する箇所はたくさんあるだろう。けど、憲法上みんな国民は全て平等だ。数が少なくて不利益被ったと感じることも少なくないだろうが、セクシャリティ以外にも人間のカテゴライズはいくらでもある。そっちのマイノリティは無視していいの?マイノリティだからこそ人と違うことして有名になったり仕事に役立てたり出来るのに。おかまキャラでテレビに出てる人たちも世の中の大半がおかまだったら、おかまキャラで仕事貰えない。今も仕事が貰えるのは、おかまキャラがマイノリティで且つ、それ以外の推しポイントがあるからなのに。個人レベルなら自分で自分を肯定できないことが問題だし、そういう人の心の隙をついて、利用しようとしてる悪いひとの存在の方が邪悪だ。

 

 小田切さんは自身はアンドロジナスと仰っている。男でもあり女でもあり男でもなく女でもない存在。ずるくない?なんにでもなれるの。自分次第。男の子がメイクしてもいいじゃんといえる時代になったからこそ、小田切さんのYoutubeをぜひ学校の授業で見せてやってほしい。プログラミングの授業もあるんだから、マナーやエチケット、身嗜みの授業があってもいいと思う。「そ〜よ〜」が流行るのは間違いない。

 

 

フォトコン

 先日、ついに写真コンテストに初応募しました。夏休みの宿題でしぶしぶ描いた絵を知らん間に選考して知らん間に優劣つけて勝手に表彰していたなんとかコンクール以来である。ちなみに絵の賞を頂いたことはありません。きっと選考委員の方もお忙しくて私の作品にお気付きになられなかったのでしょう。仕方ありません。正直現代アートもわかりません。わからなくてもいいんだよ、それぞれ勝手に感じればいいんだよ、とよくわからないアドバイスを受け向かったのは草間彌生展。みなさんおともだちときゃっきゃ言いながら写真(撮影可のエリア)を撮っておられました。(ぼっちな)私は人波に逆らわぬよう進みながら撮影を試みましたが、どうしても人が写り込んでしまうのが気にいらずモヤってました。





iPhone4sで撮ってました。

これ以来アート展には行っていません。流石に10年も経ったし、こどもも出来たし何か変わっているかもしれません。探してみようかな。

 

 そんなある日、知らない番号から着信。どこから漏れるのか、大抵化粧品や保険のアポ電なのでスルーかますのだが、虫の知らせかなぜか出た方がいい気がして受けてみた。先方は富士フイルムの何某という。写真のアレやん!応募したやつやん!電話出といてよかったやん!え、なに。向こうから電話ってことはそういうことなん??ん?早ない?結果発表って年明けくらいじゃなかったっけ?やだ何事???と上擦る声を抑えつつ聞くと、応募した写真の端っこが折れ曲がってしまっています。どうしますか?という電話。なんならもう一度送り直してくれてもええでということらしい。選考には影響ないと仰るのでそのままで大丈夫です。と、すっかり落ち着いて終話。はぁ、久々に高鳴ったわ。

 過去作品を見ている限り私の作品がなにかしらの賞にかする可能性はアレだが、出さないことには見られもしない。にもかかわらず、せっかくのフィードバックサービスを付け忘れるという失態。有料だが、作品についてのプロのご意見が聞けるワンポイントアドバイスというものがある。親切な富士フイルムさん、どんくさい私。いつかなにかの写真の本を出したい(曖昧())私としては何かしらの賞はとりたい。というより、どちらも必然だろう。無名でも自費で本は出版できるが、巻末の作者プロフィール欄に書くことがない。二世でもないし、有名美大卒でもない。私は何某さんなのだ。何某さんは言葉より雄弁な写真で未来に残したいのだと思う。なにかを()