ママ友に限らず、共通していることや共感できることがあると手っ取り早く距離を縮められる。しかし、いつでもそう簡単に見つかるわけではない。
「うちの子、牛乳苦手で、給食嫌がるねん」「うちも。家でも全然飲まへんし、私も苦手やわ。」
そういえば、笑いすぎて、鼻から牛乳出してる子いたなぁ…あ、今関係ないわ、しっかりしろ私!ここは、うんうん!って言うて、共感するところや、け、ど!うちは、むしろ好きな方。なんなら、ほかも大して好ききらいがないので、どうにもこの場に踏み込めない。
季節問わず、娘はホット、息子は冷たいままがいいというくらいで(面倒だが)普通に飲む。おばあちゃんの知恵袋ではないが、昔、母から「好ききらい聞くからきらいって言うねん。聞かんかったらきらいなものはない!」という超理論がおもしろかったので、試しに実践しているが、娘の納豆以外は確かにきらいとは聞いたことがない。納豆は匂いが苦手らしい。しょうがないよね。確かに匂いはあるよね。成長につれて味覚も変わってくるし、匂いが気にならないレシピをボチボチ試していこうかね。
などと、思考が宙を舞い出した頃、「牛乳を味変できるストローあったよね」で、地上に引き戻された。どうやら一時期流行っていたらしく、みんな知ってる。帰って聞いたら夫さえ知ってた。早く教えろよ、そんな面白そうなもの!これなら牛乳にがてなお子さまでもおかわりするくらい飲むようになるらしい。なにそのアイテム!下手なドラッグより効いてるやん!(なんだよ、それ)。期待を胸に、最寄りのKALDIに行くと、即発見!割と店舗入り口付近のお菓子や飲み物エリア辺りに置いてあった。見たことあるわ。なにかわからんくて手出してなかったわ。もったいない!
太めのストローの中に、それぞれのフレーバーの粒が入っていて、牛乳を飲むといい感じに溶けて味が付くらしい。封を開けたらそのまま挿すだけってのも楽でいい!これでうちもたくさん牛乳飲んでくれるわ!
あれ、うち、牛乳苦手だったっけ?