まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

言語療法を終えて(1クール目)

 全12回の言語療法の1クールが終わった。次のクールは予約がいっぱいでまた12年ほど待つらしい。似たような子がたくさん待っているのだと思うと少し気が楽になる。

 

 今回の言語療法を始める際に、「お母さんはお子さんにどうなってほしいですか」と先生に聞かれた。とりあえず、「最終的には自立できるように」と答えたが、「自立できるってどういうことを指してますか」と問われ、詰まってしまった。補助なしでお着替えできたり、食事できればいいのか、教室で座って授業受けれたらいいのか、テストでいい点とってほしいのか。闇雲に動いてもしかたねーぞと。ついでに、育児下手だよね、と。はい、刺さったー。うすうす勘づき始めてはいたものの目を背けていた現実を突きつけられてショックだった。例えば、重度障害の兄弟がいる方は、困った時にどうすればいいか知っているなど、腑に落ちそうで落ちないよくわからないフォローも頂いたが確かに全てが手探りだ。何度か、育児本を読んだことはあるのだが、乳児期を終えた辺りから精神論的なものか筆者ひとりの経験談だったりで眠くなって読まなくなった。きっといい本はたくさんあるんだろうけど、入園前の幼児2人いる状態で目当ての本を探すのは、電車の中で針に糸通すくらい困難だった。そもそも静かな家でだって針に糸なんて通さない。針仕事は得意ではないのだ。得意な人にお願いするのだ。それでいいのだ。

 

 確かに普通でいいとは言うものの、じゃあ普通って何と言われると困ってしまうが、やはりコレ!という指標があったほうが、お互い楽だろう。宿題ひとつにしても、言われて始めればいいのか、やり終えればいいのか、正解するまでやり切ればいいのか、自主的に課題を追加してればいいのか……え、これ、ことあるごとに設定していくの?この先、何が、どれだけあ、あぁあかん

 

f:id:marui_marue:20211207123343j:plain

日常茶飯事

 答えがひとつじゃないのは知ってる。やり方がワンパターンで済まないことも知っている。人のマネしても自分たちに合うとは限らない。結局、その都度向き合って解法を模索するしかないのだろう。いい大学に行けば、子育て成功なのか、間違いを犯せば子育て失敗なのか、正直わからない。私としては、やはり、自立しつつハッピーな生活を送れるようになってほしい。そのためにこどもに色んなことを経験させれるよう、面倒くさがらない努力は必要だろう。自分で自分の機嫌をとる訓練が私も必要なのだ。育児ってほんと誰を育児ってるのかわかりませんね(白目)。