まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

鬼に金棒、ママにサンタ

ぎゃおおおおおん!!!

 

 おや、珍しく登園を嫌がっておられるのは、息子(年少)のおともだちではないか。とても利発な方で、今日、誰々くんと誰それくんと鬼ごっこしたとか、今日の給食は何々でおいしかったとか、詳細に記憶してお話してくれるのだ。大好きなおもちゃの名前もたくさん覚えている。シャイボーイで私にガンガン話すということはないが、きちんと挨拶もしてくれる。そんな彼が、ママと距離を取りつつ大泣きしながら、でもちょっとずつ歩いていらっしゃる。かわいい。普段はなかなか車が止まってくれない横断歩道で、珍しくすんなり渡れるチャンスが来たのに断固横断拒否。どうしたの。ママは、ベビーカーに乳児ともう1人幼児連れて歩いているのでパッと彼を捕まえに行きにくい。私が横断歩道を渡って息子と一緒に行こう!と促そうとも思ったが更に機嫌を損ねて家までダッシュで帰ってしまわないかなどと躊躇してしまった。

 ママの「気にせず、先行って〜」の言葉に甘えて一旦は、歩き出したけど、息子も気になって何度も振り返る。私も振り返る。モヤモヤ。何せ、私は、医者直々に子育て下手宣告受けた上に、人付き合いもヘタなのだ。なんなら生きるのだってヘタなのだ。こういう時どうすればいいのかほんとわからない。手を貸したい気持ちは山々なのだが、何をすればいいのかほんと思い付かないのだ。じゃあ一体何だったらできるんだろうね(遠い目)。

 結局ママが彼を抱えてなんとか横断歩道を渡れたものの、片手に暴れるご子息、片手にベビーカー。流石に抱えた状態なら、私が近寄ったことでご子息が逃げて危ない!って状況にはならないなと判断し、ママの所まで戻ってベビーカーを代わりに押すね、とやっと言えた。遅いよね。聞けば、兄弟でじゃんけんして負けてからだんだん機嫌が悪くなり、冒頭のぎゃおおおおおんに繋がったらしい。なるほど。負けて悔しかったんですね。とても大切な感情です。それをバネにしたり、乗り越えたり、糧にしたりしてほしいですが、勝手な親目線で言うなら、登園時以外にしてほしい。そんなのこどもには関係ないんだろうけどね。

 幼稚園だし、無理に行かせなくてもいいと思うけど、今日は、彼が楽しみにしていたクリスマス会があるのだ。前日から、クリスマス会あるよ、プレゼント何貰えるの?としきりにママに聞いていたのに、行かないとなると後できっともっとぎゃおおおおんでしょう。園に着く頃には忘れて、楽しんでくれてるとええなぁ。ついでに、サンタさん、私にコミュ力くれへんかなぁ。

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豆でもいいや。