「わかる〜、私もこれやる〜」
先日、友達から、これやってまうねんと短編アニメーションを紹介された。とある親子のかわいいキャラクターがハグしたり、チューしたりするほっこり系。殺伐とした日常にひとときの癒しを提供してくれる、そんな存在に私もなりたいなぁ(夢見がち)。
一緒の布団で寝ている息子が、寝ついていようがいまいが、抱きついてすんすんして、ちゅうちゅうして、ぎゅうして、すんすんして、ちゅうちゅうして…♾️。気が済むまで延々と。園児ならまだしも小学生相手にやっていいのかなという背徳感もセットで延々と。
友達がこれ、いつまでやる?なんとなくもうあかん気するねんけど。どう?と。うーん、嫌がられたり、別部屋で寝るようになったら無くなるんじゃない?と答えたが、別部屋くらいならやりに行きそうな自分がいる。ちょっとくらい嫌がられても、ええやん!誰も見てないやん!誰にも言わへんやん!(嘘)ちょっとくらいええやん!(ちょっとではない)と謎理論で押し通してしまうかもしれない。そして、怒られる(誰に?)かもしれないけど、臀部も堪能している。

重力を知らない形状、ナデ飽きることのないサラすべな質感、鷲掴みしても押し返してくる弾力。もはや国宝。型取りして、アームレストにしたいくらい。弾力の再現に苦労するだろうなぁ(杞憂)。
そしてふと襲ってくる不安感。このまま成長していってもいいのだろうか。娘には、簡単に人に体を触らせたらだめ、逆も然り、無闇に肌見せはしない等々、叩き込んでいるが、息子は特に何も言っていない。簡単に人に、特に女性に触るのはダメだということくらい。自分を守るためにどうすればいいかなどはあまり言ってこなかった気がする。相対的に数が少ないとはいえ、ないわけではない以上、自己防衛のために一定の基準を設けて備える必要はあるだろう。
そうなると、この私の抱擁タイムの存続も危うくなってくる。家族だけは例外と言ってしまうのは簡単だが、家族でもダメなものはダメだ。家族だけは例外の根拠は何もない。最近、私の理屈っぽさと夫のしつこさのハイブリッドな質問が増えてきている。適当なことを言ってもそのうち矛盾やアラを見つけて指摘してくることは間違いない。すでに兄弟喧嘩にその片鱗が表れ始めている。そう時間がかからずに娘が口喧嘩で負ける未来はくるだろう。あぁ、巻き込まれたくない。
ただ、かわいいものを愛でたい気持ちは理屈じゃないんだよ、人ってそんな矛盾を抱えた不完全なものなんだよってことを体現して見せるためにあえてやっているんだよというスタンスで、もうしばらくは付き合ってもらいたい。

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