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  • 夏の怖い話


     最近、テレビで心霊番組ってやらなくなりましたね。なんででしょうね。こどもの頃は世にも奇妙な物語でさえ怖くて見れなかったけど、今の感性ならどう感じるのか観てみたい。ギボさんとか織田無道さんとかどうされてるんでしょうね。

     先日、母を家によんだ。娘の制作活動に協力してもらう為だ。久しぶりのばあちゃんと遊べて興奮気味のこどもらを落ち着かせつつ、昼呑みしていた時、母が話し始めた。

     母も父も毎晩晩酌していた。夕飯始まって私たちこどもが寝るまでずーっと呑んでいた。くだを巻いたり、テンションハイになったり、粗相してグラス倒したりなんてのはよくあった。ずっとそういうものだと思ってた。

    「最近な、お酒呑める量が減ってきてん。」

    そらそうだ。そうであってくれ。若くても、呑んで歩いて帰っている時に、何もないところでこけて顔に怪我しちゃうような人なんだから飲む量を減らして悪いことはない。

    「ほんでな、時々記憶飛ぶねん。」

    ん?

    「起きたら覚えてないねん。」

    あかんやん。若い頃に加減がわからなくて飲みすぎちゃって、とかいうならいざ知らずいい大人が記憶飛ぶほど呑んだらあかんやん。

    「朝起きたらな、お父さんが寝室の扉少しだけ開けて、もう落ち着きましたか?っていうねん。」

    ………なによ……

    「私、お父さんのこと蹴っててんて。」

    ………

    「まったく覚えてないねん。」

     

    ほんまにあかんやつやん!母には散々怒られたけど、蹴られたことは一度もない。蹴ってるところも見たことがない。最近は歳とって丸くなってきたから忘れていたけれど、元々母は岸和田出身で思春期はヤンキー全盛期時代だったのだ。母曰く、ヤンキーは金持ちのボンボンがやるもんやった、とはいうものの、日常生活のイメージはじゃりんこちえの世界観だ。普通の会話がなんか恐い。言葉の平均パンチ力高めなやりとりが多いのだ。わるくいうつもりはない。ただの方言のひとつだ。戦闘力高めの方言だというだけだ。そんな言葉のパンチもおそらく出ていたであろう状況で父はさぞかし恐怖しただろうと思うと胸が痛い。なにせ蹴った本人は全く覚えていないのだから。

     母は現在認定介護調査員をしているので、いろんなお宅に伺っていろんな介護症状を聞き取りしている。酒飲みがどうなるかはおおむね知っている。自分もこのまま飲み続ければ、いずれどうなるかはだいたい予想できる。そこへこの記憶の欠落だ。やっと、酒量を抑える気になったらしい。

     

    遅!!!

    けど、死ぬまでは元気で健康な状態でいた方が楽しいのは確実だから、早め(?)に気付けてよかったね、といいながら3本(500ml)呑んで母は帰っていった。そんな母の血が半分自分に入ってると思うとざわざわが止まらない。

     

  • あこがれの“適当”

     ずっと息抜きが苦手だった。何をすれば息抜きになるのかをわかっていなかったせいだ。溜め込んで溜め込んでどうしようもなくなって突然仕事を休んだり、一日家にいたのに何一つ家事をしてなかったり、やけ食いしてしまったこともあった。それが最近、ようやくこれかもしれないというものを見つけた。全ての人の役には立たないかもしれないが、私と似たタイプのだれかの参考になればと思う。

     

    1人になる

     無音の家で目を閉じる。ネカフェや図書館だと背後が気になって安心して目を閉じれないのだ。前世は侍かもしれない。嘘だ。気が小さいのだ。さらに、耳栓もしてただ目を閉じる。お口にチョコレートが紛れ込んでいると尚ご機嫌。

    思い浮かんでくるものに意識を向けたり見過ごしたりする。メモがいるなら目の前のiPadさんに叩き込む。また目を閉じる。気になったらGoogle先生に聞く。目を閉じる。私はこれを脳内キャッシュのクリアとよんでいる。

    ・出す

     あまり、大声を出すのは好きではない。カラオケ行って発散!もイマイチピンとこない。代わりに、こういう形で出している。ブログだ。日記やチラシの裏にでも書くとスッキリするよ!というのは、今まで色んなところで読んだり聞いたりしたが、その後それどないするねん。なんとなく隠してた感でるし、見られてもええのに、見た人がなんとなく罪悪感抱えてまうやん。紙に残して、後世に「昭和生まれのおばあの雑記」としてみられるのも同年代に申し訳ない。あぁ、ブログでええやん。最初からオープンやし、実家の押し入れ開けても見つからへんし、ゴミも増えない。素敵。

    ・捨てる

     一時期、断捨離がもてはやされて、家にほぼ何にもない人がテレビなんかに映っていたが、あそこまではさすがに出来ない。しかし、まだ使えるからと言って渋っていたものは結構ある。全部いっぺんにやると心がポッキーなので、今月は衣類、とか今月は台所、とざっくり目標を立てて生活する。意識していると全然使ってないエリアやモノが見えてくる。そしてゴミの日にザザーと捨てる。それはもう思いきり。使えるものなら売れるよね?え?売れない?じゃあ捨てましょう。だって使ってないんだもの。と言って捨てる。罪悪感も一緒に捨てる。だって、ちゃんと分別してるんだもの。悪いことしてないんだもの。みつをなんだもの。

    ・写真

     写真が好きだ。撮るのも編集するのも好きだ(上手とは言ってない)。おでかけ先で非日常な写真撮るのも良い。その瞬間は写真のことだけ考えている。脳内麻薬の生産を開始する音がする。日常のこどもや猫の写真も良い。切り取って加工して夫に送りつけるのも楽しい。たまに音つけておしゃれフォトアルバム風動画を作ったりもする。出来上がった時は感動だね。脳内麻薬ドバドバだよね。じぃじやばぁばに送りつけるよね。気付いたら夕方だからね。夕飯は手抜きになるけどね。

    ・お文具さんを眺める

     それはもうご身体のように頭をまっしろにして空っぽにしてただ委ねる。理屈はわからないけど癒される。お文具さんがiPadにぶら下がって私を見つめるグッズがあればいいのに。めちゃ捗るのに。なもさん動画で何リットル心の汗をかいたことか…

    引用元:youtube お文具のアニメより

    youtube.com

    ・お酒

     昔は、ひとりで呑んでなにが楽しいねんと思っていたし、呑みかたや加減もわかっていなかった。しかし、今、酔った状態でお笑い番組を観るのが楽しい。緩んだ前頭葉のおかげで漫才やコントの面白さが2倍増しで楽しめる。録画機能万歳。映画を観るのもいいのだが、トイレから戻った時に、なんでこいつこんなに血塗れやねん!?となってしまうことが多々あるので、飲酒時はあまり観ない。

    ・おしゃべり

     ぐちを言うのも聞くのも得意ではないので段々人とお話しするのが嫌になって遠ざけていたのだが、最近ダンスを始めて、ママ友がいっぱいできてお話する機会が増えてきた。みんなめちゃ面白いのだ。ダテにだべってきてないねってくらい喋る。ちゃんとオチもある。キレッキレのツッコミも飛び交う。なんて恐ろしいおしゃべりスキルなんだ。こどもやダンスなど共通の話題があって取っ掛かりやすいというのもあるし、ダンスしようって集まってきた人たちだから考え方や行動も似通っててより話やすいんだと分析している(迷推理)。

     

     私は無駄に完璧主義的で、余裕が無くなってくるとより顕著になる。そうなると手がつけられないので、事前に定期的にガス抜きをしなくてはならない。こまめにメンテナンス必須なわりにぎりぎりまでアラートが鳴らないのだ。まったく世話が焼ける。育児が下手と医者直々に太鼓判を押された私は、きっと生きるのも下手だろう。けど、下手なりに、もがけばたまにワラとか笑いとか掴めたりもする。適当にいきている人を真似て、適当上手に私はなりたい。

  • 母はキレのいいツッコミ待ち

     一年間、幼稚園での様子を撮影しDVD化してくれるサービスがある。娘息子、それぞれの年少の頃のを見比べるとやはり明確に違いがわかる。入学入園前、一緒に発達検査をした際、娘はおよそ一年半遅れ、息子は一年弱の遅れが見られます、と言われた。それでも息子に関してはほかの園児と同じように園の作業やイベントに参加しているようにみえるが、娘の場合は、目の前に見えるもの・ひとで行動を決めているように見えた。やはり、言葉を理解できていない状態ではそうならざるを得ないのだろう。

    イメージ画像

    tolmachoによるPixabayからの画像

     娘とは今(小2)も雑談が成立しない。以前にくらべれば、こちらの質問に対する答えはかみ合うようになってきた。好きな色はなに?や好きなくだものはなに?にちゃんと色やくだものカテゴリ内で答えるようになったのだ。入学当初にはできなかったんだからちゃんと成長している。よく頑張ってる。しかし、会話のキャッチボールが難しい。雑談は、もしかしたらとても難易度が高いことなのかもしれないと思うようになってきた。

     

     会話の受け手のターンになった場合、彼女は「うん」で終わってしまう。共感姿勢を全く示さない。「そうだんだ」「おもしろいね」「すごいね」「わたしも」は出ない。おそらく、今の彼女なら教えれば覚えるし、使うようにはなるだろう。しかし、これは教えることなのだろうかと迷う。彼女と話していて違和感を感じるのはここだ。今現在、発達の遅れがどれくらいあるかは不明だが、知性や精神年齢、知識のレベルがバラバラなんだと思う。そして、他人にそんなに興味ないタイプなんだと思う。自覚してるかはわからないが、苦手な会話で積極的にコミュニケーションを取ろうとも思ってなさそうだし、それゆえに会話スキルを上げたいとも思ってなさそうなのだ。そんな子に、会話のキャッチボールのためのツールを与えたところで、逆に苦手意識を植え付けそうで躊躇している。

     

    娘「今日ね、ピアニカの時間にね、〇〇ちゃんがうしろからツンツンしてきたの。」

    私「うん」

    娘「それで、私はやめてって言ったのに、またツンツンしたの。」

    私「そっかぁ、いややってんね。」

    娘「うん、次またされたら先生に言いつけてやるの」

    私「あ、うん、そうだね、しつこかったら言った方がいいかもね。」

    娘「うん」

    。(甘皮いじいじ)

    。(終わり?)

     

     もしかして、私の会話スキルが低いのではないかと自信がなくなってくる。こどもの話は、遮らない、否定しない、共感するを意識しているのだが、いつもこんな感じになってしまう。グチなので盛り上がるものでもないし、笑いが起こるテーマでもないが、会話に展開が生まれることがない。まるでモテないやつの会話を再現しているような気分だ。もしかしたら私自身、無意識に会話には必ずオチがなければいけないと刷り込まれているのかもしれない。教室で一体どんな会話しているのか聞いてみたい。

     

     言葉の遅れには音読がいいよ、と小耳に挟んだ。だが、宿題以外でいきなり音読してごらんなさいはハードルが高いし、目標も設定しにくい。それになんとなく楽しそうじゃない。そこでとりあえず、読書の日を作ってみた。毎週この曜日は、夕食後寝るまでの時間、本を読むこととする。それと同時に毎週この曜日はゲームをしていいと設定して、カレンダーを貼り出した。決められたルールに忠実な彼女はそのルールを守ってくれている。読むのは字の少ない絵本や漫画だが、今までなかった習慣なので、本の形をしていればなんでも良しとしている。おかげで親の方もダラダラしていたのが、とりあえず買ったきり気が済んで読んでなかった本を引っ張り出して読むようになった。いいことだ。

     漫画の影響で「〜ですわよ」「〜ですの」とお上品な言葉を使うようになった。読書の日制定の効果はあるようだ。ちなみに読んでいる漫画は、女子大生が悪魔召喚した半身蛇半身人間の悪魔と共同生活するというものだ。まれにドロップキックなどのプロレス技が描かれていて知見が広がる。この夏の推薦図書には惜しくも漏れてしまったようだ。スプラッターなシーンも若干あるが、鬼滅の刃ほどではないのでご安心を。おかげで娘は敬語を使えるようになったので大変おすすめである。

     

  • おてつだい

    おせんたく

    Michael KauerによるPixabayからの画像

     

     「そうじしてあげるー」「ああ、ぼくもー」ヴィイイイイイイ

    あぁ、こどもたちが掃除機かけてるわぁ。

    「ぼくもやりたい!」

    掃除機の取り合いしてるわぁ。

    「見てて、これ変えれるよ」ガタッ ガチャガチャ

    たぶんノズルの交換してるわぁ。

    「パパのへやもそうじしよ」ドタドタ

    えらいリアルな夢やなぁ。振動まで伝わってくるやん。って、

    夢ちゃうやん!覚醒度MAXのモーニングコールやん!今日休みやん!!!

     

     椅子もおもちゃもどけないもんだから、足の踏み場のみきれいな部屋になっていた。きらっきらのどや顔で見つめられ「あ、う、おおおそうじしてくれたの?ありがとうね。」をやっと絞り出した。既読の育児書によると、こういう場合、結果のみではなくその過程を褒めるといいとか、お手伝いは強制ではなく、遊び感覚でも自主的にさせた方がいいとか大抵書いてあるけど、掃除機モーニングコールはどうなの。寝起きから上手に褒めたり諭したりできませんよ?もうちょいゆっくり寝たかったのに、くぁwdrftgyふじこlp;@:!!!を呑み込むので精一杯ですよ。朝の白湯(水)と一緒に腹の底に流し込んでやりましたよ。いい大人が大人ぶったことを褒めてやりたいよ。何をどう工夫してどうクリアしていっても育児に関しては誰も褒めてくれないしね。自分で褒めてやるしかないよね。

     

     「つくえふいてあげるー」「ぼくもー」

    あさごはん出すし、まあいいか。

    「よこ(机の脚)もふいとくー」「ぼくもー」

    そこは別にええねんけど

    「(そばの)たなもふいとくー」「ぼくもー」

    ………

    「つぎはしょっきあらうー」「ぼくもー」

    「あさごはんできたよ。手洗ってきて。」

    「「はーい」」

    あ、天井に画鋲さしっぱなしや。いつのんやろ。パパが淹れといてくれたコーヒーうまぁ。まだ7時前やん。外めちゃええ天気やん。

    「今日公園いこっかぁ」

    「行く!」「行きたい!」

     

    夕方。

    「洗濯物畳むの手伝ってくれる?」

    「あとでー」「あとでー」

     

    だよねー

  • あそびと書いて本気と読む

     出産直後の疲弊から瞬きするとそれが響いて音が鳴るくらい目が痛くなることがあったが、それとはまた違う痛み。小さい字を見て目が痛くなるという老化現象をとうとう体験してしまった。老眼が背後からもう肩に手を置きそうなところまで来てしまった。

    妖怪メガイタイ

     今度、工場見学に行くことになった。実際、こどもの頃に行くより今の方が断然楽しみだ。それなりに知識や経験があってこそ楽しめるイベントだと思う。小学校で何回か社会見学があったが、ほとんど覚えていない。こどもたちは正直遊園地にでも連れて行ってあげてほしい。そうそうほいほい連れていってあげられないし、おともだちと遊園地に行けた方が、こどもも思い出になるだろうし。

     

     遠足は行く前がピークって本当にそう思う。今がまさにそう。行くとこ行きたいところをピックアップして営業日時参照して距離感や位置関係見て特産品や巷で噂のお店がないか調べて。もう、脳内麻薬充満。どうにかこの状態を形にしたい。そして余韻を堪能したい。私はしおりを思いついた。そうか過去の大人たちもこんな気持ちでしおり制作してたんだなぁ(たぶんちがう)。しかし、紙はいやだ。終わった後にいつか確実に捨てるからだ。私はそれをどんな気持ちで捨てなければならないのだ。辛すぎる。ぞんざいに扱われたら悲しくなる。そんな未来を避けるべくウェブページでしおりを制作することにしたのだ。参加者はいつでも手元で簡単に見れるし、リンクを貼っておけばお店情報も簡単に見れるし、情報更新・修正しても汚くならないし素敵!

     

     どうやってやるんだ???昔、すこーしだけ仕事で通信関係の勉強はしたけどもうかすれて思い出せない。アルファベットだらけだったのだ確かだ。マッチ棒を風から庇いながら歩くように記憶の森を彷徨いながら、データを置いておくサーバが必要な気がしてきた。しかし、この一回のためにというのは現実的ではない。一か八か、使い慣れてる、はてなブログでやってみることにした。ブログいうてもウェブのページやしいけるやろ。しらんけど。博打だね。けど閃いたからね。やっちゃうよね。

     

     当然のごとく「見たまま編集」のページから必要な情報をぽんぽん放り込んでいく。おしゃれさは、はなっから捨ててるけど、見やすさは重視したい。時間の流れと行き先を並べて表示したいのだが、なぜかガタガタずれる。気に食わない。仕方なく「HTML編集」を覗いてみる。もはや柄だ。文字として認識するのを脳が拒否してる。しかしもう後には退けない。ここで引き返すと私は存分にこの日いちにちを楽しめない。きっと、あぁ、しおりできなかったなぁ。諦めちゃったなぁ。もうちょっと頑張ったらできたかもしれないのになぁ。などと気が散ってしまう。これは良くない!勇気をだして、そのアルファベット型のイバラの道に入っていった。

     

     試行錯誤しながらようやくほぼ思い描いていた状態になった。そこで妙な胸騒ぎがしてスマホでそのページを開いてみた。ズレてるーーーーーーー!私は低い天井を仰いだ。一回魂も離脱した。もうこのしおり作成に23日費やしてる。期限まではまだ時間があるがこればっかりしていると生活にも支障がでてしまう。たかがしおり、されどしおり。どうしてもやり遂げたい。遊びこそ本気で取り組みたい。コーヒー飲んでチョコレート補給してもう一度立ち向かった。いろんなサイトで調べたおしたけど、もっともお世話になったサイトはこちら。Manaさんというかわいいお嬢さんのサイト。この場を借りてお礼申し上げます。

    www.webcreatorbox.com

     まったく映えないけど、頭の中にあったものを具現化できてかなり気が済んだ。ボケ要素もとい遊びが足りないので後でちまちま追加していくとしよう。そもそも、はてなブログ自体簡単におしゃれなブログを始められる!というのが売りで、CSSをいじってガッツリやりたい人向けではない。というか、しおりを作るサイトでもない。よくやったよ、ほんとに。

     

     出来上がったサイトをメンバーに見せると、1人は「オッケー」残りはノーリアクション。そうだよね。ここまでの苦労なんて知るはずないもんね。勝手にやってるだけだしね。知ったところで、なんやねん!だもんね。予想された反応ではあったが、ちとさみしい。

     このやり切った達成感と凪のようなリアクションを肴に一杯やりたい。

  • おなかいたい

    ※おシモなお話が含まれます。ご注意ください。

    いちじくとざくろって似てるよね

    S. Hermann & F. RichterによるPixabayからの画像

     

     

     朝起きると、娘が「おなかいたい」

    起き抜けからなんてことあるの?

     

    私「どこいたいの?

    娘「ここらへん(お腹全体をさすりながら)」

     

    うーん、わからん。

    私「温かい牛乳は飲めそう

    娘「うん

    私「ほかは要らない?

    娘「うん

    といって、また布団に戻っていった。熱もない。吐き気もない。

    「腹痛 こども」で検索すると恐ろしい結果ばかりが目についてただ不安になる。心因性の腹痛なるものもあるらしい。もう仕方ない。病院だ。

    私「ほな病院行こか

    娘「いや

    私「おなかいたいんやったら病院で診てもらわな。

    娘「ちゅうしゃ、うつ?

    私「わからん。先生が決めることや。行かんとわからん。

    娘「大丈夫

    私「行くで

    娘「なおった

    私「ほな朝ごはん食べて

    娘「下向いたらおなか痛い

    私「ほな病院や

    娘「上向いたらなおった

    私「ほな食べて

    娘「下向いたら

     

     体の向きで治る腹痛ってなによ()もしやお通じの渋滞かな?とおなかを触ってみるもそんな様子もない。が、どちらかというとお通じ渋滞しがちな子なので可能性は高い。斯く言う私も、子どもの頃、夜中に唐突な激腹痛で、夜中に病院に連れていってもらったことがある。そこで初めてのいちじく浣腸を経験した。水分は意識的に摂取しようと子どもながらに誓った。

     

    娘「おなかすいた

    私「え?痛いのは?

    娘「なおった

    おなかが空きすぎての腹痛???

     

     いつも通りの量を食べると、いつも通り息子とぎゃあぎゃあ言い合いながらいつも通り着替え始めた。

    私「おなかどう?

    娘「なおった

    私「じゃあ学校いく?

    娘「うん

    行かせていいんだっけ???

     

    まいっか。

     

    私「またおなかいたくなったら、先生に言うて保健室に行くんやで

    娘「うん

    私「大丈夫?

    娘「うん。いってきます(ウザそう)」

    心配してるんやろがーーーーーい!!

    私「はい、いってらっしゃい

     

     

    私「おかえり

    娘「ただいま

    私「おなか大丈夫?

    娘「うん。あのね、ママきいて。きょう学校でね(以下今日の給食の内容説明会が始まる)」

    私「(どうやら今日一日無事やったらしい)そっかぁ。よかったね。

     

     

  • 踊ってみた

     流行りのSNSではありません。リアルで。

     

     ある日、友だちから「踊りたい?」

    私「うん?一緒に踊ろう?」

    友「明日踊りにいくねん。いっしょに行く?」

    私「行く!」

     

     ということで、私はどこで誰とどんな踊りかも知らずに参加することにした。最悪、怪しいセミナー的な壺売り的な集会ならどうかいくぐって帰ってこようかシミュレーションしながら向かった。全力ダッシュ以外に思いつかんかったけど。

     近所の小さい体育館のような場所にぞくぞくと集まってくるママたち。こどもは連れてないのに、漂う母性臭。間違いなくママだ。そうであってくれ!それならこども関連の話題でなんとか会話できるかもしれへんし!あ、いや、仲良くなってもいいんだっけ?やばい!もう洗脳が始まっているのか!?ん?なんだ、シルバーヘアのイケメン入ってきたやん。んん?メンじゃない?

     

    ほかのママ「先生〜、おはようございます〜」

    先生「あぁ、おはよう」

    私「(めちゃハスキーボイスのマダムやあああああん!)お、おはようございます」

    友「こちら、新しく入ったまるえです。」

    私「(え、今日はお試しじゃなかったの?)え、あ、よろしくお願いします。」

     

     私は、すっかり入会?することになっていた。まだ、大丈夫だ、ハンコは押してねぇ。サインもしてねぇ。まだ逃げられる。しまったあああああ!友につられて参加者名簿に名前書いちゃった!今日の会費(?)もはらっちゃったあああ!いや、まだ、大丈夫だ、入会金とは書いてないし、大金じゃないし、勉強代だと思えば安いもんだ。よし、退路確認!いつでも逃げれるぞ!って、閉められてるぅぅぅぅ!ま、まだ、大丈夫だ。鍵は閉めてなかったし、荷物を犠牲にすればなんとか……

     などと脳内はパニック状態だったが、顔は澄ましたもんだった。はずだ。ダンスするのにもってこいな一面の壁に大きな鏡。しかし自分がどんな顔してるか見る余裕はなかった。なぜならこれから私は、洗脳されるか壺を買わされるのだ。扉への最短ルートを常に捉えつつ、ストレッチが始まった。

     

     「いたいいたいいたい」「かったいわぁ」「その姿勢できへん」「昔はできてんけどなぁ」もう共感の嵐。ただストレッチしてるだけでめちゃしゃべる。なにこの和気あいあい空間。めちゃ久しぶりやん。楽しいやん。はっ!いかんいかん。平常心を保たねば!寝首を掻かれてしまう。先生が鏡の前に立ちその後ろにママさんたちが並んでゆっくりひとつずつ動きを真似していく。ある程度進んだらまとめて通しで踊ってみる。曲に合わせてみる。やだ、なにこれ、久しぶりやのに新鮮で脳も体もここ数年使ってなかった部位がフル稼働でええやん。週一でこれやったら運動不足解消にも役立ちそうやし。

     

    先生「どうやった?」

    私「なんかよくわからんけど楽しかったです。」

    先生「ほな入る?」

    私「はい」

    他ママさん、歓声、拍手。

     

    こうして私は踊ることにした。私を洗脳するなんてちょいもんよ。

    タクシーを止めるために猛アピール

    Clker-Free-Vector-ImagesによるPixabayからの画像

     

  • はじらい

    「だっこいや」

     なんと、唐突に親離れ!と思いきや、そうでもなさそうな雰囲気。どうやらこの場ではだっこしなくてよいとのご指示らしい。ここは幼稚園のバス停。みんなが集まってくる。年中になった息子は、母にだっこされてる姿をみんなに見せたくないらしい。これははじらい

     娘の初めてのはじらい表現は、小1の頃で、ドラえもん由来だった。どこでもドアが不思議と源家の風呂場とつながってしずかちゃんが言う、「きゃあ!のびたさん、エッチ!(ビンタ)」だ。ドラえもんは科学だけでなく、情操教育にも役立つ有能作品なのだと改めて感嘆した。

     そんなある日、学校から帰ってきて着替えているはずの娘が「えっち!」と叫ぶ。台所から何事かとリビングへむかうと、息子のおしりをビンタしているではないか。君の方がえっちではないかい?は、一旦飲み込んで、様子を窺うとどうやら、着替える姿を息子に見られてビンタしたらしい。そして、支離滅裂な長い言い分を聞いていると、どうやら彼女はビンタ行為のことをえっちと呼ぶと勘違いしているらしかった。なるほど、確かにしずかちゃんはビンタしながらえっち!と言ってはいるけどさ。アニメのキャラクターが技名言いながら攻撃していることを思えば、さほど違和感ないのかなぁ?私は、どれから指摘していいかわからなくなって、「おしりは叩くものではありません。」と言い残して台所へ戻った。

     以来、お着替えのたびに「こっち、見ないでよ」と言いながら目の前で着替え始め、「見ないでって言ったでしょ!」と息子にいう。うーん濡れ衣とはちょっと違うし、美人局でもないし、これは、きっとあれだ、新手のツンデレだ。デレ要素控えめのツンデレだ。ツンデレごっこしているのだ。別の部屋で着替えると見えないよ、と教えると素直に聞くし、わざわざ息子も覗きに行ったりもしない。平和だ。

     

     そして、今日も息子は、風呂もトイレもノーパンで出てくる。

  • 贅沢なひとり時間

     ワクチン接種率が80%超えたのに、オミクロン株がどうたら、感染者数がどうたら、学級閉鎖や休園がどうたら、めんたいこはすけとうだら!もう!おいしいよね!めんたいこ!コストコの辛子明太子は冷凍&個包装&ちゃんとおいしくてすごく好き。大きめのお椀に、豆腐、アボカド、納豆を放りこんで流水解凍した辛子明太子ドーン!して、刻みのり乗せたら絶品だね。もはや和風スムージーだね。飲んじゃうね。やってらんないよね。

     

     まだまだおいそれとお出かけし辛い昨今。人口密度が低いとはいえ憚られるキャンプ。だらだら呑みながら聴く焚き火。たまりませんなぁ。家でやると燃えちゃうからなぁ。囲炉裏は憧れるなぁ。くしゃみしたら灰が舞い上がるのかなぁ。Youtubeなんかでも焚き火動画あるんだけど、あまりハマらない。なぜなら火の粉とんでこないんだもの。手をかざしてもあたたかくないんだもの。鮎やマシュマロ焼きたいんだもの!!!

     

     そんなある日、とある広告が目についた。『焚き火のような』その続きナニ!!?追いかけるとそこにはただのおしゃれなキャンドル。騙された。よくわからん謳い文句にまんまと釣られてしまったのだ。雑魚なわたし。消そうと思った横目に、『パチパチと』んん?『暖炉のような』なぬぅ!?ふむふむ?ふむ!!!いい香りさせながら暖炉のようなパチパチ音を出すキャンドルだと!?良いではないか!良いではないか!!しかし、いわゆるアロマキャンドルにいい思い出はないのだ。火をつけると「におい、おもてたんとちゃう」とか「全くにおわへんやんスンスン熱っ!!」とか。そもそも街のオサレ雑貨屋さんにあるもので、片田舎のバラエティショップなんかにはないよね。と、白目剥いて散策しているとあるではないか!しかもそこそこ種類置いてくれてるやないか!これは買ってもよいということだな!(ご都合変換)。ということで悩みに悩んで結局この香りにした。

     

    WoodWick

    ラベンダースパ

     よきかな

    家族を送り出してあらかた家事やっつけて、隠していたチョコレートを出してきてゆっくり座る傍らにこのアロマキャンドル。贅沢やないか。他のも試したくなるやないか。焚き火したい欲がゆっくり和らいでいく。ひとり時間の質をあげる素敵アイテムを見つけられて尚気分がいい。

     

    woodwick.yankeecandle.jp

  • 2匹でも多いよね

     個人面談の時、「おそらく3段階評価でc(一番下)になると思われます。やはり、聞いて理解するとか、文章を読み取ることが苦手なようで」と先生。アホやからあきませんわぁなんて言えないこのご時世、めちゃめちゃ言葉選びながら娘の現状を教えてくれた。私は苦手なことはそこまで無理しなくてもいいという考えなのだが、いかんせん国語だけは全ての教科の基本だし、何より自立して生きていくためにはどうしても駆使しなくていはいけない道具でもある。言葉を理解した上で我を通すのと全く理解できずに聞き流すのとでは、その後の選択肢がまるで違ってくる。今のうちにいっぱい試していっぱい失敗して学べばいい。授業で扱う文章はおそらく彼女からすると12ステップ上のレベルだろうから幼稚園児向けの易しいなぞなぞあそびでもやってみようかと思う。そう思っていた矢先にあるテストが返ってきた。

     

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    きんぎょとメダカっていっしょにいれてよかったっけ

     意味がわかる文章じゃん!空欄にせずにどうにか埋めようと苦心した結果それっぽいもの入れて文章つくってる!もう今の娘レベルなら100点の回答だよ。