まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

伝家の宝刀

  だんだん洗濯物の乾きが悪くなり、冷蔵庫開けたのかと思うくらい玄関の冷たくなって来た頃。

  車の免許を持っていない私は、基本自転車移動。徒歩の方が好きなのだが、徒歩圏内はほぼ宇宙空間と同じなので、仕方ない。必然的に息子は自転車の特等席(前のチャイルドシート)に乗る。視界良好で、下りの坂道はひゃっほーいである。

  そんな息子は2歳半で16kg。幼児の成長曲線グラフから飛び出し、5歳の姉と2kgしか違わない。

  おかしい

加えて言葉も遅れ気味なのでチグハグ感が否めない。

今のところ、単語の世界を漂っている彼だが、最近、指先で触れたモノに対するレスポンスを覚えた。

 

伝家の宝刀「あってぃ!」

音は「あっつぅ!」と同じ。

朝の牛乳が熱ければ「あってぃ!」

おもちゃの角が当たったら「あってぃ!」

吹きさらしの特等席に乗っても「あってぃ!」

 

なんて万能な宝刀でしょう。

 

そんな殿下に風邪をひかせるわけにもいかないので、現代風スケルトン籠(風雨避けカバー)を早急に手配したのだった。