まるえのふんふん帳

子育てとカメラと時々キャンプ

はじらい

「だっこいや」

 なんと、唐突に親離れ!と思いきや、そうでもなさそうな雰囲気。どうやらこの場ではだっこしなくてよいとのご指示らしい。ここは幼稚園のバス停。みんなが集まってくる。年中になった息子は、母にだっこされてる姿をみんなに見せたくないらしい。これははじらい

 娘の初めてのはじらい表現は、小1の頃で、ドラえもん由来だった。どこでもドアが不思議と源家の風呂場とつながってしずかちゃんが言う、「きゃあ!のびたさん、エッチ!(ビンタ)」だ。ドラえもんは科学だけでなく、情操教育にも役立つ有能作品なのだと改めて感嘆した。

 そんなある日、学校から帰ってきて着替えているはずの娘が「えっち!」と叫ぶ。台所から何事かとリビングへむかうと、息子のおしりをビンタしているではないか。君の方がえっちではないかい?は、一旦飲み込んで、様子を窺うとどうやら、着替える姿を息子に見られてビンタしたらしい。そして、支離滅裂な長い言い分を聞いていると、どうやら彼女はビンタ行為のことをえっちと呼ぶと勘違いしているらしかった。なるほど、確かにしずかちゃんはビンタしながらえっち!と言ってはいるけどさ。アニメのキャラクターが技名言いながら攻撃していることを思えば、さほど違和感ないのかなぁ?私は、どれから指摘していいかわからなくなって、「おしりは叩くものではありません。」と言い残して台所へ戻った。

 以来、お着替えのたびに「こっち、見ないでよ」と言いながら目の前で着替え始め、「見ないでって言ったでしょ!」と息子にいう。うーん濡れ衣とはちょっと違うし、美人局でもないし、これは、きっとあれだ、新手のツンデレだ。デレ要素控えめのツンデレだ。ツンデレごっこしているのだ。別の部屋で着替えると見えないよ、と教えると素直に聞くし、わざわざ息子も覗きに行ったりもしない。平和だ。

 

 そして、今日も息子は、風呂もトイレもノーパンで出てくる。

贅沢なひとり時間

 ワクチン接種率が80%超えたのに、オミクロン株がどうたら、感染者数がどうたら、学級閉鎖や休園がどうたら、めんたいこはすけとうだら!もう!おいしいよね!めんたいこ!コストコの辛子明太子は冷凍&個包装&ちゃんとおいしくてすごく好き。大きめのお椀に、豆腐、アボカド、納豆を放りこんで流水解凍した辛子明太子ドーン!して、刻みのり乗せたら絶品だね。もはや和風スムージーだね。飲んじゃうね。やってらんないよね。

 

 まだまだおいそれとお出かけし辛い昨今。人口密度が低いとはいえ憚られるキャンプ。だらだら呑みながら聴く焚き火。たまりませんなぁ。家でやると燃えちゃうからなぁ。囲炉裏は憧れるなぁ。くしゃみしたら灰が舞い上がるのかなぁ。Youtubeなんかでも焚き火動画あるんだけど、あまりハマらない。なぜなら火の粉とんでこないんだもの。手をかざしてもあたたかくないんだもの。鮎やマシュマロ焼きたいんだもの!!!

 

 そんなある日、とある広告が目についた。『焚き火のような』その続きナニ!!?追いかけるとそこにはただのおしゃれなキャンドル。騙された。よくわからん謳い文句にまんまと釣られてしまったのだ。雑魚なわたし。消そうと思った横目に、『パチパチと』んん?『暖炉のような』なぬぅ!?ふむふむ?ふむ!!!いい香りさせながら暖炉のようなパチパチ音を出すキャンドルだと!?良いではないか!良いではないか!!しかし、いわゆるアロマキャンドルにいい思い出はないのだ。火をつけると「におい、おもてたんとちゃう」とか「全くにおわへんやんスンスン熱っ!!」とか。そもそも街のオサレ雑貨屋さんにあるもので、片田舎のバラエティショップなんかにはないよね。と、白目剥いて散策しているとあるではないか!しかもそこそこ種類置いてくれてるやないか!これは買ってもよいということだな!(ご都合変換)。ということで悩みに悩んで結局この香りにした。

 

WoodWick

ラベンダースパ



 よきかな

家族を送り出してあらかた家事やっつけて、隠していたチョコレートを出してきてゆっくり座る傍らにこのアロマキャンドル。贅沢やないか。他のも試したくなるやないか。焚き火したい欲がゆっくり和らいでいく。ひとり時間の質をあげる素敵アイテムを見つけられて尚気分がいい。

 

woodwick.yankeecandle.jp

2匹でも多いよね

 個人面談の時、「おそらく3段階評価でc(一番下)になると思われます。やはり、聞いて理解するとか、文章を読み取ることが苦手なようで」と先生。アホやからあきませんわぁなんて言えないこのご時世、めちゃめちゃ言葉選びながら娘の現状を教えてくれた。私は苦手なことはそこまで無理しなくてもいいという考えなのだが、いかんせん国語だけは全ての教科の基本だし、何より自立して生きていくためにはどうしても駆使しなくていはいけない道具でもある。言葉を理解した上で我を通すのと全く理解できずに聞き流すのとでは、その後の選択肢がまるで違ってくる。今のうちにいっぱい試していっぱい失敗して学べばいい。授業で扱う文章はおそらく彼女からすると12ステップ上のレベルだろうから幼稚園児向けの易しいなぞなぞあそびでもやってみようかと思う。そう思っていた矢先にあるテストが返ってきた。

 

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きんぎょとメダカっていっしょにいれてよかったっけ

 意味がわかる文章じゃん!空欄にせずにどうにか埋めようと苦心した結果それっぽいもの入れて文章つくってる!もう今の娘レベルなら100点の回答だよ。