アンドロジナス(英語: Androgynous)とは、既存の典型的な男らしさや女らしさに当てはまらず、それらの両方の特徴を混ぜ合わせて併せ持っていたり、そのどちらでもなかったり、その間の特徴を持っていたりすること。主にジェンダー表現のタイプのひとつを指し、ファッションなどで使用される。アンドロジニー(Androgyny)とも呼ぶ。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
最近、小田切ヒロさんにはまっています。沼っています。はじめはYoutubeのおすすめに上がってきたコスメレビュー動画だったと思う。私は金属アレルギーがあるのでレビュー商品の大半は目の保養アイテムとして眺めていたのだが、気付いたら次の動画も見始めていた。モデルさんのポーチの中のアイテムだけでメイクアップしていく動画は圧巻。プロすげぇとおうちで1人で言ってしまうほど。挙句どこかの湖でタニシと戯れていたりする。おや?こりゃ、私、小田切さんにはまっているのではないか。
妖艶な下から舐め上げるような話し方のトーンが高すぎず実に耳心地いい。ご自身もいつからそういう話し方になったのかわからないらしい。クセは強い。それはずっとではなく、メイクの詳細説明の時やお仕事関係には、急に明朗に端的に喋る。ギャップ萌え(古)。私もいつか生で「そ〜よ〜、素敵でしょ〜?」を聞いてみたい。一年位密着して小田切ヒロの横顔なんて写真集だせたら最高や。そんな奇跡が起きたらぜひ「そ〜よ〜」をカウントしておきたい。ついでにギネスも申請したい。言い遅れたが小田切さんは、ヘア&メイクアップアーティストだ。ただトレンドメイクを提案しているだけでなく、視聴者層に合わせて(?)アラサーからアラカンまでのお顔の悩みも考慮しつつ品のあるメイクを実演してくれるヘアメイクの魔術師だ。魔女だ。ご自身で年齢不詳と仰っているが、ちょいちょい年齢や年代がバレることを言っちゃうお茶目な方だ。
タイには、18種類(もしくはそれ以上)の性別があるらしい。すごい。①生まれ持った体の性別、②心の性別、③表現したい性別、④好きになる性別の組み合わせだけで16種類。いづれかを跨いでるパターンもあれば両方ないパターンもあって様々。ホモカップルが歩いてるだけで殴られるような海外に比べたら日本は寛容的な方だと思う。というより、そんなにすぐ他人を殴らないしね。民度や治安もあるかも。悩んでる方にしてみれば、そんなことはないのだろうけど。自分がどれかわからない、わかったところでオープンにし辛い、一番理解してほしい身近な人に拒否されるかもしれない怖さ。私はわたし、アナタはあなた。みんな違ってそれでいい、がどれだけ綺麗事かということ。けれど、綺麗事を実現させるために何ができるかを考えることは理性的で安全な社会を築く上で必要な作業だと思う。
ぶっちゃけていえば、私自身、誰がどんなセクシャリティだとしてもどうでもいい。なんなら先に言ってほしい。見た目は男だけど男が好き、女装してるけど女性が好き、どっちにも興味ないから気持ちわからない、そういうパターンは受け入れられない。みんなきっといろんな意見があると思う。別に無理して共感しなくてもいい。適度に距離取ればいいじゃん。大人なんだから。それをやれ差別だなんだと大きな声で騒ぐから辟易されるのだ。確かに、法律は、男女の性別しか考慮されてない時代に作られたものだから、今の時代に合わせて是正する箇所はたくさんあるだろう。けど、憲法上みんな国民は全て平等だ。数が少なくて不利益被ったと感じることも少なくないだろうが、セクシャリティ以外にも人間のカテゴライズはいくらでもある。そっちのマイノリティは無視していいの?マイノリティだからこそ人と違うことして有名になったり仕事に役立てたり出来るのに。おかまキャラでテレビに出てる人たちも世の中の大半がおかまだったら、おかまキャラで仕事貰えない。今も仕事が貰えるのは、おかまキャラがマイノリティで且つ、それ以外の推しポイントがあるからなのに。個人レベルなら自分で自分を肯定できないことが問題だし、そういう人の心の隙をついて、利用しようとしてる悪いひとの存在の方が邪悪だ。
小田切さんは自身はアンドロジナスと仰っている。男でもあり女でもあり男でもなく女でもない存在。ずるくない?なんにでもなれるの。自分次第。男の子がメイクしてもいいじゃんといえる時代になったからこそ、小田切さんのYoutubeをぜひ学校の授業で見せてやってほしい。プログラミングの授業もあるんだから、マナーやエチケット、身嗜みの授業があってもいいと思う。「そ〜よ〜」が流行るのは間違いない。